生成AI・AIエージェントを活用したAI駆動開発セミナー開催を終えての所見

2025年10月3日 2025年10月22日 Mark4

Mark4

「自然言語だけで開発が完結する時代へ」－ AI駆動開発セミナーで見えた新たな可能性と現実

「コードを書かずに、思い描いたアプリケーションを形にする」

3か月前、私たちシーテンはこの新しい開発手法に本格的に取り組みました。生成AI・AIエージェントを活用したコンサルティングセミナーを通じて、参加者の皆様と共に体験したのは、まさに開発パラダイムの転換点でした。

自然言語での対話によってシステムが構築されていく。その可能性は、インフラ系から宇宙関連システムまで様々な分野で開発に携わってきた私にとっても、新鮮な驚きでした。

確かに、プログラム言語の詳細な知識がなくても開発は可能になりました。AIエージェントがコーディング作業を担当し、開発者は設計や要件定義により多くの時間を割けるようになったのです。

ただし、実際にやってみて分かったことがあります。

AIエージェントは非常に優秀ですが、まだ発展途上の技術です。生成されたコードのレビュー、AIの提案の妥当性判断、そして時には軌道修正－これらの「AIを正しく導く」という新たな役割が、想像以上に重要でした。

正直なところ、このレビューと軌道修正には相応の時間と労力が必要です。しかし、それでも従来の開発と比較すると、全体的な生産性は確実に向上しています。数か月かかっていた実装が数週間で完成する－この事実は変わりません。

3か月間の実践で最も実感したのは、開発者の役割の変化です。

従来の「How（どう実装するか）」から「What（何を作るか）」と「Why（なぜ必要か）」へ。コーディング作業から解放された分、ビジネス価値の創造により集中できるようになりました。

もちろん、AIが生成したコードの品質を判断するためには、プログラミングの基礎知識は依然として重要です。むしろ、表面的なコーディングスキルよりも、システム全体を俯瞰する設計力や品質を見極める眼がより求められるようになったと言えるでしょう。

AIとの開発には、確かに課題もあります。

これらの課題への対処には、新たなスキルセットが必要です。しかし、これは決して後ろ向きな話ではありません。新しい技術には新しい向き合い方が必要－それは、どの技術革新でも同じことです。

株式会社シーテンのセミナーでは、3か月間の実践で得た現実的な知見をお伝えします：

理想論だけでなく、実際に直面した課題とその解決方法も含めて、現場で使える実践的な内容をご提供します。

AI駆動開発は、確かに「魔法の杖」ではありません。習得には時間がかかり、試行錯誤も必要です。

しかし、その先には開発の新しい地平が広がっています。ルーティンワークから解放され、より創造的な仕事に集中できる。そんな開発者としての新たな価値創造の形が、そこにはあります。

株式会社シーテンは、多様な開発プロジェクトの経験と最新のAI技術への理解を基に、皆様の挑戦をサポートします。

次回セミナーへのご参加をお待ちしております。

株式会社シーテン
〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-8-8 中和秋葉原ビル
URL: https://seaten.co.jp/

「どんな困難にでも挑む勇気」－新たな技術への挑戦も、その一歩から始まります。