位置情報連動イベント機能を作った記録 — チェックインとイベントを繋ぐ

「チェックインしたら、自動でイベント参加」

wagahiは位置情報と連動した位置情報ゲームの側面も持っています。今回は、6月に完成させた「位置情報連動イベント機能」について、その設計と実装の記録をお伝えします。

チェックインとイベントを繋ぐ

これまで、特定のスポットへのチェックイン機能と、期間限定のイベント機能は、それぞれ独立して動いていました。今回の実装では、この2つの機能間のデータフローを一つに接続しました。

  • チェックイン時の自動参加: 対象スポットへのチェックインをトリガーに、該当するSPOT_VISIT型イベントへ自動的に参加登録される仕組みを実装
  • 達成時の通知: イベント条件を達成すると、お知らせ機能を通じて通知が届くように
  • 報酬の受け取り: イベント報酬を受け取るための専用APIエンドポイントを新設
  • 対象スポット一覧の表示: イベント詳細画面から、そのイベントの対象スポット一覧をユーザー自身で確認できるように

個人向け通知という新しい概念

この実装にあたり、お知らせ機能のデータ構造も拡張しました。従来は全ユーザー向けの一斉告知が中心でしたが、特定のユーザーだけに届く「個人通知」の概念を導入し、リンク先URLを含められるようにしています。イベント達成通知から該当画面へワンタップで遷移できる導線を、この拡張によって実現しました。

設計書への反映も

機能実装後は、外部設計書・内部設計書・詳細設計書(バックエンド/フロントエンド)のすべてに、今回の完成内容を反映しています。API仕様の改定(報酬タイプ、参加上限の追記)、コンポーネントの責務追加など、複数の設計階層にまたがる整合性を保つ作業も並行して行いました。

開発者としての振り返り

位置情報・チェックイン・イベント・通知という複数の機能が絡み合う実装では、一つひとつのAPIを個別に作るだけでなく、機能間の「つながり」をどう設計するかが重要になります。今回の実装を通じて、機能間連携の設計パターンを一つ確立できたと考えています。


本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。

著者: 株式会社シーテン — インフラ系から宇宙関連システムまで20年以上の開発経験を持つ技術者集団。2025年より生成AI・AIエージェントを活用したAI駆動開発に本格参入し、自社プロダクト「wagahi」の開発を通じて実践知見を蓄積中。

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Mark4
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