クマ出没最多ペースの2026年、AIカメラが果たす役割

過去最多ペースのクマ出没

2026年、クマの出没は過去最多ペースで続いており、都市部や観光地でも目撃情報が相次いでいます。この社会課題に対して、AI技術を使った対策が各地で広がりを見せています。

映像AIで検知する

SOREST社は6月22日、映像AIによる熊検知システム「MIRAI-X KUMA」の提供を開始しました。生成AIとの連携オプションも用意されており、検知精度のさらなる向上が図られています。名古屋の企業が開発した「AIクマカメラ」は検知確率95%を実現し、クマを検知すると回転灯と警告音で自動的に威嚇する仕組みになっています。

自治体でも広がる導入

東北地方でもAI活用が進んでおり、山形県はAIカメラを使った刈り払い効果の検証を進め、秋田県はコンペ形式でシステムを選定しています。市区町村の8割が2026年度中に何らかの獣害対策を実施予定という調査結果もあり、都市部でもハンターの確保を含めた対策強化が進んでいます。上智大学の研究室が公開している「クマ遭遇AI予測マップ」のような、市民向けの情報提供の取り組みも見られます。

当社の受け止め

AI技術というと最先端の産業応用ばかりが注目されがちですが、クマ対策のような身近な社会課題の解決にも着実に浸透しています。当社が手掛ける「wagahi」も位置情報を扱うアプリである以上、こうした地域社会の安全に関わる技術動向にも関心を持ち続けたいと考えています。


本記事は2026年6月時点の情報に基づいています。

著者: 株式会社シーテン — インフラ系から宇宙関連システムまで20年以上の開発経験を持つ技術者集団。2025年より生成AI・AIエージェントを活用したAI駆動開発に本格参入し、自社プロダクト「wagahi」の開発を通じて実践知見を蓄積中。

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